入院してから

とうとう入院になってしまったという絶望感で、確か1週間くらいは食事も喉を通りませんでした。
病室の私のベッド上に、空調換気扇があり、常時稼働していました。
凄くうるさい。
そしてそこから加害者の声が聞こえていました。
「お前の旦那を今殺した」
というのが多かった。
そういう時、被害者はどういう心理状態に置かれるかと言うと、心配で心配で、用事も無いのに生存確認の為の電話をしてしまう。
そうすると、旦那は余計に私の頭がおかしくなったと思ってしまう。
これも加害者の狙い。

あと、電話の声は偽物だとも言われ、「旦那は殺されて、偽物が旦那の体をテンペストして成り済ます事に成功した」
だとか、沢山の嘘話しが聞こえてきて振り回されてしまった。

消灯が21時で、そこから身体的拷問が始まった。
首を締められる様な電波や呼吸が出来なくなる様な攻撃をされた。
消灯してからは電話が出来ないから余計に「旦那を殺した」「兄を殺した」等と言い出した。
「今夜お前を殺す」も毎日言われた。

入院患者の中にも加害者の仲間が患者に成り済ましているという嘘を聞かされ、目付きの悪い人や強面の患者を「お前を殺す為に入院してきた」と散々言われたが、嘘だと言う事がわかった。
その人達とは喫煙ルームで仲良くなり、麻雀やトランプをして時間を潰した。

「部屋に戻れ!」という加害者の声も無視し、かなり振り回されない様になっていた。


3ヶ月で退院しました。