謎な事1

子供の頃から、霊現象を経験していましたが、今となっては、それすらも、このエレクトロニック犯罪の仕業だったのではないかと疑いたくなります。
加害者と、その時の記憶を共有し、あれは何だったのかを聞いたところ、「我々の仕業ではなく自衛隊の可能性がある」と言いました。
どんな事があったかを書き綴りたいと思います。
1982年、小学校四年生の頃、ある晩の出来事です。
父も母も、夜に仕事をしていて居ませんでした。
私と兄と弟とテレビを観ていた時、ハンガーに掛かっていた父の喪服がバサリと落ちました。
数日前に、亡くなった母の兄の命日に着ていったものでした。
ちょっとびっくりしたけれど、ハンガーに掛け直しました。
それから直ぐに、またバサッと音がして、その音がした方を見てみたら、今度はステレオの棚に飾ってあった菊の花びらが床に山の様に落ちていました。
茎は剣山に刺さったままで、花びらだけが床に散って落ちたんです。
私はそれを塵取りで履いて捨てました。
翌日、母にその事を話したら、母の仕事先に祖母が亡くなったという電話が来たそうです。
きっと祖母が会いに来たんだねという話でした。
父と母も仕事から帰って来てから寝ていたら、母が、台所から鍋が崩れ落ちる音がして目が覚め、怖いので寝ていた父を叩き起こして台所に付いてきて貰ったのですが、鍋も何も落ちてはいなかったそうです。
父もそのあと金縛りになって足を引っ張られたそうです。