赤魚の煮付け

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子供の頃、北海道に住んでいて、母が作る魚の煮付けと言えば“ガヤ”という魚でした。
正式名称は何て言うんだろう。

去年の今頃、エレクトロニック・ハラスメント(テクノロジー犯罪)の一つでもある電磁波ビリビリ攻撃が酷い時、母と兄が心配して来てくれたのですが、その時、肉の食べれない母の為に魚の煮付けを作ったんです。

結局母は先に帰ってしまい、兄にしか食べて貰えなかったのですが、「今まで食べた煮付けの中で一番美味しかった、母さんの作った煮付けより美味い」と言ってくれました。

私の味は母の味付けですから、お世辞だと思ったのですが、嬉しかったです。

子供の頃、遠足の弁当には時々魚の煮付けが入っていて、汁が溢れてリュックサックが醤油の匂いで、泣きそうな気分でした。

汁の出ない唐揚げやウインナーの入っている友達の弁当が羨ましかったです。

中学生になって、初めての弁当持参の日、又もや魚の煮付けが入っていて、他の子に比べると彩りも無く恥ずかしくて母に半泣きで「ウインナーや唐揚げを入れて欲しい、魚の煮付けは入れないで欲しい」と抗議したのですが、母に「気に入らないなら自分で作れ」と言われ、それ以降、遠足や運動会、部活の弁当は自分で作る事になりました。

毎回ワンパターンな卵に魚肉ソーセージを入れて焼いたオムレツとかでしたけどね。

でも母の作る魚の煮付けは美味しいんです。

弁当に入れて欲しくなかっただけです。

思い出の一つです。