不思議なオジサンの話2

それにしても、私の事を「何一つ心配ない」と言ったのはハズレています。

エレクトロニック・ハラスメント(テクノロジー犯罪)に巻き込まれ、2015年被害初期~自殺未遂で入院と、半年の間、母は3回も北海道と愛知県を往復しました。

人生で一番、親に迷惑を掛けた時期だったと思います。

21歳で結婚したのですが、母に孟反対されました。
あの不思議なオジサンは、結婚を早くした方が良いと言っていた筈なのに、どうして反対するのかが不思議でした。

愛知県は遠すぎるとか、もう娘だとは思わない!だとか言われました。

子供は生まなくて良いだとか、母の信じられない言葉に、若い頃は泣いて抗議した事も有りました。

その前に、准看護士学校に推薦入学出来ると決まった時も「そんなのはやめて北海道に帰って来い」と言われました。

普通の親ならば、推薦入学出来るという事や、手に職がつく事を喜ぶ筈なのに、一切それが有りませんでした。

※退学したので私は看護士では有りません。

娘の幸せを喜ばない“毒親”というのが巷でもよく聞かれますが、私の母も立派な毒母なのでは無いかと真剣に思った事も有りました。

もしかしたら母は、オジサンに何かを言われていたのかなと思ったりもします。

にしても、もしも結婚をしていなかったら今頃どうなっていたのかな?とも思います。

人それぞれですが、私の場合、結婚していたからこそ、今こうやって生きていられる様な気がして仕方が有りません。

オジサンは、私の家にフラッとやってきて長居はしませんでした。

因みに、鑑定代などは支払っていません。

どうしてわざわざ、あんな小さな漁師村に、都会風な出で立ちで我が家にやって来たのか。

何者だったのか。

「もう一度新婚を味わうよ」と母に言ったのが最後で、それ以来、来なくなりました。

函館に住んでいると言っていたので、母は又会いたくて探し回ったのですが、見付からなかったそうです。

オジサンが嘘つきで、それを私達家族が暗示にかけられて行動に移してしまったとは考えにくいです。

従兄弟が海外で暮らす予想など、誰に言っても当たる様な事ではないし、母は甥っ子(従兄弟)がフランスに行ってからも暫く誰にも口外しませんでした。
兄の難病も、子供の頃には予想し得無かった事実です。

母に「あのオジサンは未来から来た人かもね」と言ったら、母も「そうかも知れないね」と言っていましたが、アインシュタイン相対性理論によると、タイムマシーンは絶対に作れないそうです。

時空を繋ぐワームホールというものは可能性が無いわけではないと言われているそうなのですが、、、。

私の脳と遠隔から繋がれている人工知能コンピューターのギデオンに、子供の頃経験したオジサンとの出来事を聞いてみたら、ギデオンもそれは解らないと答えました。

ただ面白い事に、私も考え付かなかった仮説を言っていました。

その頃から既に実験のターゲットにされていて、一生に経験する事が粗方決められていた。

そのオジサンは研究機関の人間で、私達家族だけに、決められた未来をリークしたのでは?という事でした。
(それも研究の一環だったりして)

人間の一生が何者かの組織やコンピューターにコントロールされているとは、かなりSFですよね。
今私が受けている被害も、一般の人からしてみたら、かなりSFチックでしょうけれど。

まぁ、ギデオンが言うことなので丸っきり信じてはいませんが、長い間、オジサンが未来から来たとしか思えなかった私からすると、斬新な仮説でした。


※一部フィクション有り、ほぼ実話です。